MAQuillAGE
DRAMA ROUGE
まとうたび、
ココロまで色づくルージュ体験
PRODUCT/PACKAGE DESIGN
COMMUNICATION DESIGN
2023年11月、メイクアップブランドのマキアージュから誕生した「ドラマルージュ」。ルージュをまとうたび、ココロまで色づいてほしいという願いを込めて、7色それぞれに意味を持たせるなど、こだわりが詰まったアイテムです。その名のとおり“ドラマを起こすルージュ”をコンセプトに、クリエイティブチームはコンセプト・色名開発からパッケージデザイン、コミュニケーションデザインなど、多岐にわたる体験デザインを手がけました。
ストーリーを想像したくなる色名に
「7センチのヒールで」「無邪気な誘惑」「レイジータイム」……。ドラマルージュには、あえて色名らしくない色名が付いています。それぞれの色から思い浮かぶイメージやシーンを手がかりに、設定やストーリーを組み立て。ドラマルージュを手にした人が自由に想像をふくらませられるよう、少しだけ余白を残した色名を採用しています。いつもは似合う色でルージュを選んでいる人も、その日の気分や色名で選んでみたら、新しい出会いがあるかもしれません。
想像をふくらませるパッケージデザイン
落ちにくさとスキンケア性の高さを両立した中味に進化しリニューアルしたルージュ。容器はゴールドグリッドが右肩に上がっていくラインで進化感を表現しました。箱のデザインは、色名のストーリーをもとに、ルージュをまとった時に起こる日常の中での小さなドラマティックなワンシーンをイメージし、イラストレーションを描きました。マキアージュがこのルージュを通して、一人ひとりの日常に寄り添い、小さなワクワクを一緒に積み重ねていけるよう願いを込めました。
いつもの日常が特別になるDRAMATIC DAYS
ときめく色をまとって、新しい一歩を踏み出していく主人公。7つのストーリーを池田エライザさんに演じていただき、多彩な表情を切り取っています。描かれるのは、日々の生活の中に起こる小さなときめきのドラマ。そして、使うたび唇の上で起こる機能のドラマ。落ちにくさとリップケア効果を兼ね備えた、お守りのような存在感も印象づけながら、キービジュアルや動画を制作しました。コピーや表情で大切にしたのはエモーション。ルージュをまとう高揚感やドラマへの期待感につながる表現を目指しました。
パッケージのイラストが動き出すデジタルコンテンツ
発売に合わせて、スマホでお楽しみいただけるARコンテンツも制作しました。パッケージの箱に描かれたイラストを読み取ると、7色それぞれのアニメーションが出現。オリジナルフレーム付きの写真を撮ってシェアできます。ドラマルージュの購入者にもうひとつのドラマ体験をお届けすることで、DRAMATIC DAYSをより身近に感じられたり、思わず複数の色を集めたくなったり、いい関係づくりができたらと考えました。
あなただけのドラマに出会えるルージュ体験イベント
ドラマルージュの発売に合わせて、リアルイベントも開催。ストーリーや世界観を表現した特別な空間で、商品にふれたり、タッチアップ体験をしたり。自分にぴったりの色が見つかるようサポートしながら、ドラマルージュとの出会いを演出しました。
原宿の@cosme TOKYOで行われたイベントでは、7日間で合計3,300人以上にご来場いただき、売上目標を129%達成することができました。また、パッケージのかわいさやネーミングについてSNS上での発話も増え、発売時期に合わせた話題化にも成功しました。
CREDITS
COMMUNICATION
CREATIVE DIRECTOR 小助川 雅人(SHISEIDO CREATIVE)
ART DIRECTOR 佐野 りりこ(SHISEIDO CREATIVE / 奈良 繭
COPY WRITER 宮澤 ゆきの(SHISEIDO CREATIVE)
ACCOUNT DIRECTOR 中村 夏子(SHISEIDO CREATIVE)/ 宮岡 知子(SHISEIDO CREATIVE)
ACCOUNT EXECTIVE 道本 沙紀(SHISEIDO CREATIVE)
CASTING PRODUCER 渡辺 桂子(SHISEIDO CREATIVE)
FILM DIRECTOR 金野 恵利香(TYO)
AGENCY(MV/GR) AOI Pro.
AGENCY(DIGITAL) BB media
PHOTOGRAPHER 五十嵐 隆裕(SIGNO)
PRODUCT
CREATIVE DIRECTOR 近藤 香織(SHISEIDO CREATIVE)
ART DIRECTOR 長崎 祐香
DESIGNER 沖田 颯亜(SHISEIDO CREATIVE)