美の体験を拡張する資生堂クリエイティブが、「蘇湯SOYU」を共同開発
~日本特有の湯文化や所作における日本の伝統美に着目し、プロダクトから体験まで一連のデザインを手がける~
資生堂クリエイティブ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 尚美)は、滋賀県、岐阜県の県境に連なる伊吹山*1を起点に活動する「蘇湯プロジェクト」を通じて、日本特有の湯文化をよりプレミアムな体験として届けるプロダクト「蘇湯SOYU」を共同開発したことをお知らせいたします。
蘇湯プロジェクトの第一弾として、お湯を張ったバスタブに入れて使用する入浴用ボタニカル「蘇湯 SOYU」を本日よりREADYFORで開始するクラウドファンディングのリターンとして設定しました。湯文化や所作における日本の伝統美に着目し、コンセプト策定、一連の体験デザインおよびプロダクトデザインを手がけました。
当社は「美の力、クリエイティビティの力を信じ、世界に感動をもたらす」というパーパス実現に向けて、美の体験デザインに挑戦をしていきます。
*1 株式会社資生堂は古くから良質な薬草の栽培で知られる伊吹山の力に着目し、2018年にサステナブルな原料開発を目指した薬草園を設置。当社は2020年に伊吹山の価値創造と発信を目的とするプロジェクトへ参画、植生回復活動などにも積極的に参加し、価値づくりの源泉を探究してきた。
*2 資生堂グローバルイノベーションセンターのオープンイノベーションプログラム。
【蘇湯 SOYU】
「蘇湯 SOYU」は、日本ならではの湯文化や所作をもとに「Primitive×Premium」というコンセプトで開発した入浴用ボタニカルです。「蘇」という字に「よみがえる」という読みがあるように、近年環境の変化で危機的状況にある伊吹山の自然を蘇らせ、伊吹山を起点にストレス社会を生きる人々のウェルネスを蘇らせたいという願いを込めています。
伊吹山の古来原草の未利用素材を取り入れ、地球にも人にもやさしいプロダクトに仕上げました。使用時に一回分を専用の巾着袋へうつすひと手間をかけてから入浴、入浴後も乾燥させた原草は肥料や消臭剤として使用いただくことができ、入浴に留まらない一連の上質な体験を提供します。
当社は、「Primitive×Premium」のコンセプト開発、ロゴデザイン、パッケージデザインの側面から「蘇湯 SOYU」開発を支えました。
【クレジット】
ブランディング、クリエイティブディレクター:川合 加奈子
アートディレクター/デザイナー:久我 遼祐
コピーライター:山本 邦晶
共創パートナー:松田医薬品株式会社(商品開発)、株式会社REDD(総合プロデュース)
クライアント:資生堂fibona